「〇〇ちゃんママ、今度ランチ会あるんだけど来ない?」
誘われた瞬間、心の中でため息。
正直、あまり気が進まない。でも断ったら“付き合いの悪い人”って思われそうで怖い──。
そんな気持ちから、私はいつも笑顔で「行きます!」と答えていました。
でも、家に帰るとどっと疲れて何も手につかず、子どもにもイライラしてしまう。
こんな日々が続いたある日、ふと「これって誰のための付き合いなんだろう」と自分に問いかけました。

距離をとったら、心に余白ができた
思い切って、あるランチ会を「今回は予定があって…」と断ってみたんです。
すると驚いたことに、相手はあっさり「そっか〜またね!」と軽く流してくれました。
えっ、それだけ?
拍子抜けしながらも、「断っても嫌われなかった」という経験は、私の中の重たい何かをふっと軽くしてくれました。
それからは少しずつ、“無理してまで付き合わなくてもいい関係”を意識するようにしました。
仲良くなれそうな人とは自然に話せばいいし、無理ならそれでOK。そんなスタンスをとれるようになったんです。
「断る=拒絶」ではなく「自分を大事にする選択」
ママ友付き合いって、すごく微妙な距離感がありますよね。
でも、大事なのは「自分がどうありたいか」。
無理して疲れるよりも、心地よく過ごせる関係を選ぶ勇気が、毎日を穏やかに変えてくれました。
付き合いを断るのは、決して“冷たい”ことではありません。
それは、自分と家族を大切にするための選択です。
おわりに
どうしても角が立ちそう…と感じる場合は、こんな伝え方がおすすめです。
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「ちょっと予定があって…また次の機会に」
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「最近バタバタしてて、余裕がなくてごめんね」
ポイントは“柔らかく、でもはっきりと”。
少しずつ自分のリズムを取り戻していけると、子育ても日常も、もっと楽になりますよ。