スマホを開いてはため息をつく日々。通知が鳴るたびに、心がざわついてしまう。
「また来た…」そう思ってしまうLINEの送り主は、子ども同士が仲良くなったことがきっかけでつながった、ママ友。
最初は世間話や子育ての情報交換ができることが嬉しくて、「仲良くできる人ができた」と思っていたのに、今はただ、その存在が重く感じられる。

なぜブロックしたくなってしまうのか
ママ友との距離感は、家族ぐるみの関係が見え隠れする分、すごくデリケート。
表面上はにこやかに挨拶を交わしていても、心の中ではモヤモヤが募っていた──そんな経験はありませんか?
私の場合、日常のやりとりに“べったり感”が強くなっていったのが、疲弊のはじまりでした。
「なんで返事くれないの?」──LINEの圧がつらい
たまたま子どもと早く寝てしまい、LINEの返信が朝になったことがありました。
すると、次の日の送り迎えで、「昨日既読だったけど、体調悪かった?」と聞かれたのです。
もちろん心配してくれたのだろうとわかっていても、返事のタイミングまで気を遣わなければいけない関係に、疲れがどっと押し寄せました。
グループLINEも気が休まらない
数人のママ友とのグループLINEでは、会話がいつのまにか深夜まで続くことも。
「見ているのに何も反応しない」と、別のママを陰で悪く言っていたことがあり、“自分もいつか言われるかもしれない”と感じてから、画面を開くのが怖くなってしまいました。
ブロックしたくなる気持ちはわがままじゃない
そんな日々が続くうちに、私の中に芽生えたのが「ブロックしてしまいたい」という気持ち。
でも、スマホの画面にある「ブロック」というボタンを前に、何度も指が止まりました。
ママ友をブロックするって、やっぱり非常識?
世間では、「大人としてやりすぎじゃない?」「ママ友は子どもの関係にも影響するから…」という声が多いように思います。
だからこそ、自分が感じているしんどさにすらフタをして、ただ耐えてしまう人が多いのではないでしょうか。
でも私は、それこそが心の健康を削る原因だと、ある日気づきました。
私が選んだ「フェードアウト」という方法
ブロックまでは踏み切れなかった私は、段階を踏んで距離を置く方法をとることにしました。
通知をオフにすることで、自分の時間が戻った
まず行ったのは、LINEの通知を切ること。
音もバイブもならなくなっただけで、思っていた以上に気持ちが楽になりました。
「いつ返さなきゃ」と常にプレッシャーを感じていた私には、それだけでも大きな一歩でした。
すぐ返事をしないと決める
次に、返事を「すぐ返さないルール」を自分の中に設けました。
1日たっても既読だけ──それでも相手は何も言ってきませんでした。
拍子抜けしつつ、「案外こちらが気にしすぎていたのかも」と思えるようにもなりました。
それでも無理なときは「自分を守る選択」を
試行錯誤の末、それでもやっぱり気が重い、心が削られる……。
そんなとき、私はようやく「ブロックしてもいい」と自分に言えるようになりました。
ブロックは“絶交”ではなく、“ひと休み”
相手に嫌がらせをしたいわけじゃない。ただ、心の休息が必要だっただけなんです。
今でも会えば普通に挨拶はしますし、子ども同士の関係も変わりません。
でも、スマホの中に「気を遣う相手」がいないだけで、私はずいぶん救われました。
ママ友との関係、自分を犠牲にしすぎないで
ママ友との関係がストレスになっているとき、つい「自分が悪いのかも」と思ってしまいます。
でもそれは、あなたが優しくて、人間関係を大切にしようとしている証拠です。
心が悲鳴をあげる前に、距離をとってもいい
あなたの気持ちを守ることは、わがままなんかじゃありません。
「ブロックしたい」と思ってしまうほど疲れているなら、まずは一歩引いて、自分の感情を落ち着かせる時間を持ってください。
私もそうでした。そして今、ようやく「無理に頑張らなくていい」と思えるようになりました。