「ママ友、どうしてみんな普通にいるんだろう?」
そう感じたのは、保育園の送り迎えが始まってすぐのことでした。
子どもは少しずつお友達をつくっていくのに、私は誰とも言葉を交わせず、ただ送り届けて帰るだけ。
“いない”という事実が、こんなにも不安で、恥ずかしくて、怖いものだなんて──あの頃の私は知りませんでした。

「ママ友がいない」と検索したあの日
ママ友がいないのって、おかしいこと?
保育園や幼稚園で、当たり前のように立ち話するママたち。
私は、話しかけられず、話しかけられず、何も起こらないまま帰るのが日常でした。
一度だけ、無理に話しかけてみたこともありました。
「あっ、○○ちゃんのお母さん…ですよね?」
でも、相手は軽く会釈しただけで、すぐに別のママと笑いながら去っていって──
その日の帰り道、なぜか涙が止まらなかったのを覚えています。
「ママ友がいないと子どもに影響がある?」という不安
当時、一番心配だったのは、「私がぼっちだから、子どもも浮いてしまうんじゃないか」ということでした。
イベントや遠足、ランチ会──
LINEグループに入ってないことで、大切な情報を見落としてないか、いつもソワソワしていたんです。
「子どもに申し訳ない…」
そんな罪悪感が、どんどん自分を苦しめていきました。
ママ友がいないときのつらさ、そして気づいたこと
孤独感は、比べてしまう心から生まれる
気づいたのは、“みんな仲良し”に見えても、そうじゃない人もいるってことでした。
ある日、保護者会のあと廊下で一人立っていたお母さんに勇気を出して声をかけてみたら、
「私も、全然話せる人いないんです」
と、笑ってくれたんです。
あ、自分だけじゃなかった。
そのたった一言が、心の重りをふっと軽くしてくれました。
無理にママ友を作ろうとしなくていい
がんばって明るく話しかけたり、笑顔を作ったりしていたけれど、
それって、全部「嫌われないように」だったんですよね。
でも、あるとき思ったんです。
「このままじゃ、自分が壊れちゃう」
それからは、挨拶だけできればOKと割り切るようにしました。
無理せず、自分が安心できる距離感を大切にしようと。
それだけで、日々の緊張感がだいぶ減っていったんです。
ママ友がいない私が、少しずつ笑えるようになるまで
「ママ友の数=愛情」じゃない
ママ友がたくさんいても、実は表面だけの付き合いだったり、トラブルに巻き込まれていたりするケースも少なくありません。
私は私のペースで、誠実に子どもと向き合えばいい。
そう思えるようになってから、子育てが少し楽になりました。
一人でも、子どもはちゃんと育っていく
今、子どもは元気に友達と遊び、学校生活を楽しんでいます。
私がママ友と群れなかったからといって、子どもに悪影響なんてありませんでした。
むしろ、「お母さん、いつも落ち着いてるね」って言われることもあって。
子どもは、親の数ではなく、親の笑顔で安心するんですよね。
「ママ友がいない」ことを責めないで
ママ友がいなくても、孤独でも、あなたの価値はひとつも下がりません。
私も、いろんな失敗を重ねてきました。
浮いてしまったこともあるし、話しかけてスルーされたことも。
でもそのすべてが、いま誰かに「大丈夫」と伝えられる力になっています。
この記事が、あの頃の私と同じように悩むあなたの、ほんの少しの支えになれたら嬉しいです。