ある日突然、ママ友からの返信が途絶えた。 「既読もつかない」「スタンプも送れない」──
もしかして、ブロックされたのかもしれない。
そう思ってしまうと、スマホを見るのが怖くなって。 何か悪いことを言った? 嫌われるようなことした? 答えのない問いを何度も繰り返していました。

“ブロックされたかもしれない”という違和感
通知の来ないトーク画面
思い当たる節はなかった。
むしろ、つい先日までやりとりしていたのに…
「今日は〇〇公園行くよ〜!」
「了解でーす」 そんな何気ないやり取りの、どこに地雷があったのか分からない。
気にしないようにしても、気になる
スタンプが既読にならない。 タイムラインの投稿も見られない。 気のせいだと思いたくても、状況がそれを許してくれない。
「ママ友にブロックされるって、そんなにひどいことを私したの?」
答えがわからないまま、ただ自分を責めていました。
“ブロックされた”の先にある、人間関係の歪み
「もう関わりたくない」のサインだった?
LINEでブロックするということは、相手との接点を断つ行為です。
それをされたという事実だけで、心にぽっかりと穴が開く感覚になりました。
でも冷静になって思ったんです。 本当に私が“嫌な人”だったなら、なぜこれまで仲良くしていたのかって。
「ブロックされた」=「あなたの価値が下がる」ではない
もしかしたら、相手の事情だったかもしれない。 感情のすれ違いや、別のストレスのはけ口だったかもしれない。
他人の選択で、あなた自身の価値は決まらないんです。
私はこうして気持ちを整理しました
まずは、心のクッションを置く
私は、LINEの通知をオフにして、スマホを見る頻度を減らしました。
そして、自分にこう問いかけました。
「今、本当に大事にしたいのはどの関係?」
すると、自然と答えが出てきました。 「無理してまで付き合わなくていい」 「ちゃんと向き合ってくれる人がいる」 それだけで、心が少し軽くなったんです。
話せる相手に、気持ちを打ち明けてみた
別のママ友に何気なく「最近、〇〇さんと話してないんだよね」と言ってみると、 「なんか最近、あの人ちょっとピリピリしてる感じあるよね」と返ってきました。
自分ひとりが悪いと思い込んでいたけれど、そうじゃなかった。 人間関係は、相手のタイミングにも左右されるんだと、改めて気づかされました。
“ブロック”という距離感の使い方
今思えば、ブロックされることがすべて悪いわけではありません。
それは「合わなかった」というだけの、ひとつの出来事。
誰にでも起こりうることだし、そこから新しい人間関係を築いていけばいいんです。
あなたのやさしさを分かってくれる人は、 必ずどこかにいます。